こんにちは!MediConnect薬剤師の矢野です!

本日は、大人気シリーズ「ベトナムの市販薬紹介」です!

これまでご紹介してきたお薬についてはこちら↓

前回は、アレルギーが出た時の痒み止め飲み薬 Siro (Syrup) Theralene®(テラレン)についてご紹介しました。

記事はこちら → ベトナムの市販薬紹介 @ Siro (Syrup) Theralene®

今回は、飲み薬ではなく、塗り薬のかゆみ止め Crotamiton Stella 10%(クロタミトンステラ)をご紹介いたします。

皮膚のかゆみは、アレルギーやじんましんだけでなく、虫刺されやかぶれ、あせもや布ずれなどが原因となることがあります。

そんな時、いろいろなかゆみに使いやすい塗り薬です。

かゆみは、気になりだすと本当に辛いです。一刻も早くなんとかしたい時には、やっぱり塗り薬の方が使いやすいですよね。

さっそくどんな薬なのか、見ていきましょう!

 

概要・価格

【Crotamiton Stella 10%】

ベトナムでかゆみ止めとして一般的に使われている市販薬です。

クリームタイプのお薬で、1本20g入りです。

お値段は、25,000VND。

STELLA 製薬株式会社で製造されており、名前に会社名が入っています。

白色の滑らかなクリーム状のお薬で、塗りやすい剤型になっています。

有効成分特有のにおいがありますが、気になるほどではありません。

 

有効成分

  • ベトナムの薬 → クロタミトン 2g (1本20g中2gで10%)
  • 日本の医療用医薬品 → オイラックスクリーム 10% (1本10g中クロタミトン1g含有で10%)
  • 日本の市販薬 → オイラックスソフト (100g中にクロタミトン10gで含有で10% 商品自体は16g入り)*第3類医薬品

ベトナムのお薬と日本のお薬、有効成分(クロタミトン)の含有量が全く同じになっています!

疥癬やかゆみの治療薬として、日本でも一般的に使われています。

ちなみに

ベトナムの薬には、有効成分としてクロタミトンのみが入っています。

日本の医療用医薬品には、オイラックスクリームとオイラックスHクリームがありますが、Hの方には、クロタミトンの他にステロイドが入っています。

日本の市販薬には、オイラックスソフトの他、オイラックスシリーズとしていくつかラインナップがありますが、その中でステロイドを含まないのは、オイラックスソフトのみです。オイラックスソフトには、クロタミトンの他、炎症を抑えたり、皮膚の修復を促したり、殺菌作用を発揮したりする成分も含まれています。

このクロタミトンは、かゆみを抑えるのにとってもよく効きます。

ステロイドほどの威力はないのですが、ステロイドよりも優れた点があります。

ステロイドは、お顔の広い範囲には塗ることができませんが、クロタミトンはお顔に広がったじんましんやかゆみにも使えます。

また、デリケートゾーン(外陰部)のかゆみにもクロタミトンが使えます。デリケートゾーンは、お薬の吸収率が高く、ステロイドの自己判断での使用は厳禁です。クロタミトンをファーストチョイスとして使うとよいでしょう。

ただし、長期に渡っては使用しないでください。2-3回塗っても痒みが治らない・再発する場合は、必ず医療機関を受診しましょう。

ステロイドは使いたくない場合、ステロイドが使えない部位がかゆい時は、クロタミトンがおすすめです!

 

使い方と使用上の注意

Crotamiton Stella 10%について、お薬の説明書である添付文書をみますと、使い方は以下のように書いてあります(要約)。

かゆみの治療

  • 1日1~2回、患部に塗布。

小児

  • 用量を少なめにしてください。
  • 3歳未満の小児:1日1回。

炎症、ただれがひどい場所、出血している部分には使用しないでください。

また、目、鼻、口の中といった、粘膜には使用しないでください。

授乳中の場合、乳房・乳首への使用は避けて下さい。

副作用は刺激感や痒み、腫れなどが報告されていますが、ごく稀です。

使い方も難しくないので、使いやすいお薬と言えます。

 

おわりに

いかがでしたか?

今回のお薬は、いろいろな痒みに使いやすいお薬の紹介でした。

ステロイドが入ってなくても、痒みにしっかり効くので、困ったときは使ってみて下さいね!

ぜひ、参考にして下さい🍊

 

MediConnect

薬剤師 矢野

 

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