こんにちは!MediConnect薬剤師の矢野です。
12月になり、めっきり寒くなりましたね!街はクリスマスムードが盛り上がっています。
この時期、風邪やウイルス対策として、うがいをしている人も多いと思います。
そこで、今回は、「うがい」の話です。
うがい薬と言ったらイソジン(ポピドンヨード)!と思って、お使いになっている方も多いのではないでしょうか?
というか、それ以外があったの?と思われる方、ぜひこの記事をご一読ください!
(*イソジンは商品名で、有効成分はポピドンヨードと言います)
うがい薬はイソジン(ポピドンヨード)一択?
いいえ、そんなことはありません。
ポピドンヨードは、感染症の予防という点においてはとても優秀です。
うがい薬として、比較的安全に口の中に入れることができ、殺菌・抗ウイルス効果が大変優れているため、コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや一般的な風邪の予防にもとても効果的です。
日本では、ポピドンヨードのうがい液が、コロナウイルスの感染拡大とともに一時品薄になってしましましたが、今では供給が安定してきました。
しかし、使い方には注意が必要です。ポピドンヨードは、ヨウ素を含んでいることから、ヨウ素過敏症の方には使えません。甲状腺に疾患がある方、造影剤にアレルギーがある方は、使わないようにしましょう。また、妊娠を希望している、妊娠の可能性がある、妊娠している、授乳中の方もご使用を控えてください。
じゃあ何を選べばいいかは、この記事の後半で紹介します。
もう一点、ポピドンヨードの使用について、気をつけないといけないことがあります。
それは、ポピドンヨードには炎症を抑える効果がないということです。
すでに喉が腫れて痛い、咳のしすぎで喉のあたりに傷がある場合は、別のうがい薬を選びましょう。
ポピドンヨードは、あくまで喉の殺菌と抗ウイルス対策を目的とした「予防」として使いましょう。
お薬をあまり使いたくないという方、基本的に、予防うがいは水だけでも十分です!
喉が腫れて痛い時は?
すでに喉が腫れて痛い、咳のしすぎで喉のあたりに傷がある、刺激を受けてチクチクイガイガする、という時に、ポピドンヨードのうがい薬は効果がありません。逆に痛みが増すこともあります。
そういう時は、アズレンという成分の方が効果があります。
青色の液体で、うがい薬や喉スプレーがあります。ポピドンヨードと違って、殺菌作用はありませんが、炎症を鎮める効果があります。
風邪やウイルスによって引き起こされた炎症だけでなく、大気汚染や黄砂といった刺激による痛みにも有効です。
ちなみに、今、ベトナムは、大気汚染が深刻な問題となっており、乾季には空が真っ白で向こうのビルが見えないといこともあります。

実際の写真
お天気が悪いのではなく、大気汚染
有害な汚染物質が溶け込んだ空気(ガス・エアロゾル)を吸い込むことにより、喉が炎症を起こして腫れてイガイガする、ということがよく起こるのです。渡航者の大半が経験します。
これは、感染症とは違いますので、うがい手洗い殺菌消毒で予防できるものではありません。
この、イガイガ(喉の炎症)にも、アズレンが有効です。
また、基礎疾患を気にせず使うことができ、妊娠中や授乳中でもお使いいただけます。ただし、液剤を飲み込まないようにしましょう。
また、アズレンを含むの喉スプレーには、1歳以上のお子様からお使いいただける商品もありますので、うがいができない年齢の方にも安心です。
アズレン自体に殺菌作用がないため、殺菌効果のある成分をプラスしたうがい薬がありますので、そちらをお勧めしています!
効果的なうがいの方法
さて、ここからはどのようにうがいをするか、ご紹介いたします。
- 薬液(またはお水)を口に含み、口の中を強くゆすぐ。ブクブクと音をたててゆすぎましょう。口の中の汚れを取り除きます。
- 1.の液を吐き出し、もう一度、薬液(またはお水)を口に含む。
- 上を向いてガラガラと音をたててうがいをする。「あー」と言いながら、喉の奥に液が届くようにする。この時、「あー」の音を高くしたり低くしたりすると、喉の奥に液が届きやすくなります!
- 3.を数回繰り返す。
最初の、「口の中をゆすぐ」工程と、「喉の奥に液が届くようにする」工程を見逃している方が多いのではないでしょうか?ぜひやってみて下さいね!
おわりに
いかがでしたか?
意外と知られていない効果的なうがいの方法に加え、うがい薬の選び方もご紹介しました。
ぜひ、参考にして下さい
MediConnect
薬剤師 矢野
*福岡市を拠点に、健康と美容をサポートするドラッグストア「MediConnect」です。皆さまの健康に寄り添い、真心を込めて、お薬、スキンケア化粧品、サプリメントをご自宅までお届けします。お悩みに合わせたご提案も可能ですので、

